私達の想い
一般社団法人こども保育支援協会 代表理事の みつい まりこ です。
「食べる」ことは、子どもたちが生きていく上で最も身近で大切な営みです。それは単に栄養を摂る行為に留まらず、食卓を囲む時間を通じて安心感や自己肯定感を育み、豊かな人格形成の土台を築くかけがえのない時間です。
しかし、子育てを取り巻く環境が多様化する現代社会において、子どもたちの「食」の環境は、その子自身の力だけでは変えられません。そして、その影響は、子どもがやがて大人になり、親になった時、次世代へと受け継がれていくことがあります。
私自身、またパートナー講師となる竹田も、発達に凸凹がある子どもを育てる母親です。私たちの子育ての経験から、子どもの成長は決して一本道ではなく、一人ひとりに固有のペースや特性があることを深く実感しています。
しかし、現在の教育・保育の現場では、「この月齢ではこれができるはず」といった定型的な評価に縛られ、発達の多様性が十分に理解されない現実も目の当たりにしてきました。
「発達がゆっくりなことには理由がある」「凸凹した特性にも理由がある」という視点に立ち、その背景にある「なぜ?」に寄り添う支援こそが、すべての子どもと保護者にとって本当に必要なことだと信じています。
また、私自身が保育園栄養士として働き始めた際、研修で学ぶのは机上論ばかりで、他の園がどのような支援をしているかを知る機会はほとんどありませんでした。一人栄養士の園に配属されたり、経験のない先輩に教えてもらったりする中で、「自分の学びが本当に正しいのか」「この支援で子どもたちは大丈夫だろうか」と、常に不安を抱えていました。 そのとき痛感したのは、確かな知識だけでなく、それを実践に移すための伴走者や、安心して相談できる仲間が必要だということです。
本協会では、このような現場の悩みを知る者として、管理栄養士、栄養士、保育士、看護師の皆様が、実践に即した学びを深められる場を提供します。発達心理学や口腔学など多角的な視点から「子どもを理解する力」を養い、正しい知識を「正義の押しつけ」としてではなく、保護者の心に寄り添う形で支援に繋げられる専門家を一人でも多く育成したいと願っています。
子どもたち一人ひとりの個性が尊重され、誰しもがそのままの姿で受け入れられる社会の実現に向けて、本協会が一助となれることを心から願っております。
一般社団法人 保育支援協会
代表理事 みつい まりこ